2022年3月27日、第94回アカデミー賞授賞式でプレゼンターChris Rock(クリスロック:57歳コメディアン)が受賞者より注目されることに。
俳優ウィル・スミスさんが突然壇上に上がり、クリス ロックの頬に平手打ち!
W・スミスがプレゼンターにビンタ、妻への冗談に激怒 アカデミー賞(字幕・28日) pic.twitter.com/BidO3gv1df
— ロイター (@ReutersJapan) March 28, 2022
かなり強めのビンタ周囲は仕込まれた寸劇か!?と思ったのか、笑い声も聞こえてきましたが、ウィル・スミスさんは本気で激怒。
席に戻った後の何と言っていたのか?
ウィルスミスが語気を荒げて話した内容はコチラになります。
クリスロック:Oh,wow,wow,Will Smith just smacked the shit out of me.(ウィルスミスに平手打ちされたよ:the shitは強調)
ウィルスミス:keep my wife`s name out your fucking mouth.(二度と私の妻の名前を出すな!)
クリスロック:Wow,dude.It was a G.I.Jane joke.(G.I.Janeのジョークだったんだよ)
ウィルスミス:keep my wife`s name out of your fucking mouth.(いいか、二度と私の妻の名前を出すな!って言ってんだよ)
クリスロック:I am going to,Ok?(わかったよ、奥さんの名前を出さないようにするよ)
ウィル・スミスさんはなぜ激怒し、クリスロックさんに平手打ちをすることになったのか?
なぜならウィル・スミスさんの奥さんは脱毛症でスキンヘッドになっていて、重病の妻を『G.I.Jane』の女性スキンヘッド主人公に揶揄したからでした。
脱毛症で悩んでいる妻に対して、侮辱するのは許さない!
クリスロックは何を言ったのか?
『ジェイダ、大好きだよ「G.I.ジェーン2」が待ち切れないよ』とウィルの妻のヘアスタイルを揶揄して笑いをとった。
ウィルスミスさんの気持ちもわかりますが・・・でも手を挙げるのはよくないですね。
1997年公開映画デミ・ムーア主演の『G.I.ジェーン2』。
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アカデミー賞主催側がツイッターで声明を発表!
The Academy does not condone violence of any form.
Tonight we are delighted to celebrate our 94th Academy Awards winners, who deserve this moment of recognition from their peers and movie lovers around the world.
— The Academy (@TheAcademy) March 28, 2022
アカデミーの公式ツイッターでは「アカデミーはいかなる暴力も認めない。世界中の同業者や映画愛好家から賞に値すると認められた第94回アカデミー賞受賞者を祝福します。」と声明を発表。
アメリカではどんな状況でも手を出すのはダメ!という論調が多く見られました。
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ウィルスミス公式インスタグラムでクリスロックさんビンタを謝罪
日本語訳:どんな形によせ暴力は有害であり、破壊的である。
昨晩のアカデミー授与式での私の振る舞いは受け入れがたい、弁解の余地もありません。
私の事をだしにしたジョークは、私の仕事の一部だと思うが、妻ジェイダの病状に関するジョークは私にとってはとても耐えがたく、感情的に反応してしまいました。
私は公式にクリスに謝罪を申し上げます。
私は一線を越えてしまい、間違っていました。
とても恥ずかしく思っています。私がとった行動は自分自身が理想とする姿ではありませんでした。
愛情と優しさの世界に暴力はあってはなりません。
後はアカデミーや授賞式参加者、関係者向けの謝罪は割愛します。
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