【この記事のハイライト:ヒロの解説】
ベトナムの古都、フエ。
駅のホームに降り立った瞬間に始まる、タクシーやバイクの凄まじい客引きの洗礼。
「旅の強者」への第一歩は、ここをいかに冷静にスルーできるかにかかっています。
喧騒を逃れ、バックパックを背負って街へと歩き出した私たちを待っていたのは、ホーチミンやハノイとは一味違う、しっとりと落ち着いたフエの空気感でした。
線路脇の日常の風景を眺めながら、自分たちの足で宿を目指す。
15分の「重い」移動が、街の距離感と温度感を教えてくれる……。
ベトナム中部の古都への「入城」を、リアルなサバイバル・ナラティブと共にレポートします。

フエ駅を出ると!
おおーっ。
タクシーやバイクタクシーの呼び込みの嵐だー。
なんだこれ。
たとえタクシーを利用するとしても、この人達のは乗りたくない。
断っても断っても、付いて来るし・・。
も~しつこい。
駅でゆっくりする間もなく、呼び込みの人達から急いで離れたよ。
とりあえず、駅前の小さな橋を渡ってからゆっくりした。
“
市内を見ながらホテルに向かう
”

ふ~。
さてと、ホテルまでどうやって行こうかね。
散歩しながらのんびり行くか~。
またまた、歩いてホテルまで行く事にした。
今回泊まるホテルは、中心地から橋を渡った所にあるハンダットホテルです。
よし行くか!
ホテルバウチャーを片手に川沿いの道Le Loi
(レロイ)通りを歩いた。
緑が多く、のんびりした感じの通りです。
川沿いには、公園があり憩いの場になっているみたいです。
“
ホテルの場所を聞いてみる
”
そろそろ、誰かにホテルの場所を聞いてみよう。
家族連れの地元の方がいたので、ホテルのバウチャーを見せて聞いてみたら、どうやら知っているみたいだ!
まっすぐ行くと川があるので、そこを右に行くと橋があって渡った所にあるみたい。
バウチャーの裏に地図も書いてくれました。
丁寧に教えてくれてありがとうございました。
歩いてると、だんだん賑やかになってきたな。
ホテルへはまだ先を行き右折しますが、ちょっと早いけど右折して街中を見ながら行ってみよう!
レストランやホテル、お土産屋さんなどたくさんあって、観光客も多く見かけた。
後でまた来よう!
“
迷ったのでまた道を聞く
”
あれれ?
道沿いに歩いていたら大通りの交差点みたいな所に出てしまった・・・。
橋はどこにあるんだ・・。
地元の方に聞いてみた。
おばさんはバウチャーの字が小さくて見えないらしく、お姉さんを呼んで来てくれた。
わざわざすみませんーー;
お姉さんにバウチャーの住所を見せると、ホテルの方向を教えてくれて20分位かかるといっていた。
えっ!
まだそんな先なのー。
ありがとうございました。
よし!行くか。
“
予想より早く橋を発見!
”

何という事だ・・
街中を寄らずに、素直に真っ直ぐ歩けば良かったかな~。
でも街中の雰囲気も分かったし、いっか~。
教えてくれた道を歩いていると!
あー!
もしかして、橋じゃない?
橋の手前にはローカルマーケットがあります。
橋を渡っていると、ホテルが見えた!
あった~。
そんなに時間は経ってないよね。
結構近くて良かった~。
“
さっきのお姉ちゃんがバイクで登場!
”

するとバイクが近づいてきた。
ええっ?なに?
すると、先程ホテルの場所を教えてくれたお姉さんだー!
ビックリ!
どうしたんだろう?
ホテルの場所がそんなに遠くない事を思い出したらしくて、わざわざバイクに乗って教えに来てくれたのです。
なんて親切なの!
本当にありがとう。
鉄道駅から結局1時間半くらいかかって、Hanh Dat Hotel Hue(ハンダットホテル)に着きました。
フエ駅に到着!ハンダットホテルまで歩く!の魅力をヒロが深掘り解説
「よし、歩こう!」
客引きの嵐を断ち切り、自分たちだけのペースで歩き始めたフエの街。
重いバックパックが肩に食い込みますが、その重みこそが「自分の力で旅をしている」という確かな実感です。
遮断機のない線路を渡り、古びた街並みを抜けて辿り着いた「Hanh Dat Hotel(ハンダットホテル)」。
フレンドリーな笑顔で迎えてくれたスタッフと、清潔で広々とした部屋。
窓を開けると、しっとりとしたフエの風が吹き抜け、移動の疲れを優しく癒してくれました。
一泊20ドルの小さな贅沢。
荷物を置いて身軽になった私たちは、古都の夜へと繰り出す準備を整えました。
ヒロ of ワンポイントアドバイス
フエやハノイなど、主要駅でのトラブルを防ぎ、快適に歩き始めるためのアドバイスです。
1. 「NO」は一回。
あとは「無視」が最強の盾: しつこい客引きに何度も返事をするのは逆効果です。
一度はっきりと断ったら、あとは目を合わさず、迷いのない足取りで歩き続けましょう。
目的地の方向をしっかり把握しているフリをするだけでも、彼らは諦めて次のターゲットに向かいます。
2. 「遮断機のない線路」には細心の注意を: ベトナムの線路脇は生活道路になっていることも多いですが、列車が来る際は日本のような厳重な警報機がない場所も。
渡る際は、目と耳でしっかり安全を確認する癖をつけましょう。
3. 15分の徒歩移動が「街の地図」を作る: 荷物が重いとタクシーに頼りたくなりますが、あえて歩くことで、その後の観光に役立つ「距離感」や「目印」が頭に入ります。
特にフエのようなコンパクトな街では、最初の徒歩移動が最高のロケハンになります。