【この記事のハイライト:ヒロの解説】
ついに、ラオスの最果てを目指す日がやってきました。
パクセーの朝、私はミニバスとボートがセットになった『コーン島』への片道切符を手に入れました。運賃は6万キープ(約800円)。満員のバックパッカーを乗せたバスは、カンボジア国境が間近に迫る「ナカサン」へと突き進みます。
ナカサン。そこは大河メコンに浮かぶ「4,000の島々(シーパンドン)」への入り口。
埃っぽい桟橋で待っていたのは、細長い木の板を繋ぎ合わせたような、いかにも頼りないボートでした。激しいエンジン音と共に、ボートが茶褐色の水面を滑り出した瞬間、視界を埋め尽くしたのは滔々と流れるメコン。水没した木々や小島の間をすり抜けていく感覚は、まるで地球の血管の上を走っているような、不思議な高揚感がありました。
やがて見えてきたヤシの木茂る『コーン島』。桟橋に降り立った瞬間、耳に届いたのは鳥の声と川の音だけ。長い移動の果てに、ついに旅のクライマックスとなる「水の迷宮」へと辿り着いた、魂が震えるような上陸の記録をお届けします。

2014年3月27日(木)
暑い
これからシーパンドンのDon Khon(ドンコン?
ドンコーン?発音が難しいのですーー;
日本語はコーン島)に行くので、支度しないと~。
今回泊まっているは朝食が付いていないので、私が支度をしている間に、旦那が買ってきてくれた。
ありがとう。
カフェオレとサンドウィッチだ。
なんか、洒落た所で買ったの?
ホテルからちょっと歩いた所の、カフェで買ったと言っていた。
カフェオレは、あ~おいしい!ホッとする~♪
甘~い物ではなく、こういうの飲みたかったんだよねー!
サンドウィッチもおいしくて、手頃な大きさで食べやすかった!
あっ、そんなにゆっくりしていられない。
チェックアウトした。
は近くにミニマートやレストランなどあって、便利でしたよ。
1泊お世話になりました。
ありがとうございます。
”
ワゴン車で送迎!別のツアー会社で降ろされる
”
8:00am前にホテルの隣にあるツアー会社に行って、チケットを見せて待っていると、
1台のワゴン車がきた。
ん?じゃないのか~。
ワゴン車が走ること数分、近くのツアー会社前に止まった。
何人か待ってるよ~。
車内は満員だけど、まだ乗せるのかな~なんて思っていたら、皆車内から降ろされ荷物も降ろされた。
どうやら、このツアー会社の前からバスに乗り換えるみたいで、ワゴン車は送迎だったみたい。
まだバスは来ないみたいなので、道路工事を少し見ながら待った。
”
時間を潰す
”

ミキサー車が止まってる。
枠組みを運んでいる人がいたり、砂を敷き詰めたりセメントをならしていたりしていて、
こんな感じで道路がつくられているんだね。
なんだかすごい。
赤土の道が、コンクリート道路に変わるんだね~。
ちょっと貴重な光景を見れた感じがしました。
”
大型バスで出発!途中休憩あり
”

おっ!バスが来た。
座席は決まっていないので、前に座った。
8:50am出発ー。
車窓から道路工事を眺めていると、だんだんと
のどかな田園風景になった。
昨日のローカルバスに比べると快適~。
10時過ぎに休憩場所に到着です。
広めな敷地で、食べ物や飲み物が売っています。
トイレは、もちろん有料で1,000キープ
かかりま~す。
休憩は15分位ありましたよ。
”
まずはDon Khong行きのボート乗り場
”
しばらく走ると、ボート乗り場みたいな所にバスが止まって、ドライバーがドンコーン?と言っている?!
数人バスから降りているし、着いたのかな?
ちょっと分からなかったので、バスから降りてドライバーにチケットを見せたら、なんかここじゃないみたいで・・。
Don Khong行きの方だった・・・。
あら~聞き間違えてしまったーー;
またバスへ戻ったよ~。
バスが走ること約20分、お店などが並んでいる所に止まった。
”
最後にナカサンに到着
”

今度こそ着いたみたいで、皆続々とバスから降りている。
Don Det、Don Khonに行くNakasang(ナカサン)は終点だったよ~。
なので、ずっとバスに乗っていて大丈夫だったよ・・・。
ハラハラ、心配する必要なかったな~。
同じバスに乗っていた人たちは、あの人達、何、降りたり乗ったりしてるんだろう~?と思っていたかもしれない・・。
まっいいや^^;
約11:40amに到着。
パクセーの町中のツアー会社前から、
約2時間50分でボート乗り場のナカサンに着きました。
荷物を受け取り、川の方に向かって歩いているとボートチケットの看板があった。
わ~
たくさんのボートが見えてきた。
今度はボートで移動だねー。
”
ナカサンのボート乗り場
”

ボートチケット売り場だ。
なんだか売り場は少し離れていて、細い板が渡されている。
荷物を背負っているので、慎重に歩かないと~。
川に落ちないように気をつけてね。
今まで持っていたチケットはバスとボートが込みのジョイントチケットなので、係りの人に渡すとボートチケットに引き換えてくれます。
ラクラク便利ですね!
チケットを見てみると、Nakasang(ナカサン)
からDon Khonまでのボート代は20,000キープ
みたい。
ジョイントチケットを利用していない場合は、
ボート代を支払う事になります。
このチケット売り場は Don Det、Don Khon行きのボート乗り場にもなっています。
”
ナカサンでコーン島行きのボートに乗る
”

いよいよボートに乗り込みます!
荷物は前に置いて、その後ろに座っていきます。
ほぼ満席になり、11:50am位に出発ました。
ボートでしか行けない所に行くなんて、ワクワクしちゃいます。
少しの間、メコン川観光です!
のどかな景色を眺めていると、地元の親子が乗ったボートだ。
すれ違う時に、笑顔で手を振ってきて、かわいいー!
同じボートに乗っていた人たち皆、手を振っていたよ。
心が和みますね~。
だんだんと、民家や宿など見えてきた。
もう少しで着くかな。
おっ!
宿やレストランが建ち並んだ所にボートがとまった。
ボートに乗って約20分、12:10pmちょっと過ぎにDon Khonに到着~。
1. 旅人の戦略:境界を越える「コンボチケット」の知恵
シーパンドンへの旅は、陸路と水路を繋ぐシームレスな移動が鍵となります。
① 「Bus + Boat」という合理的な選択
パクセーの街中で手に入るコンボチケット。
これ一枚でミニバスの座席と、ナカサンからのボート移動が保証されます。個別に交渉する手間を省き、バックパッカー同士の熱気に包まれながら移動する。この「パッケージされた自由」を使いこなすことで、最果ての地への心理的なハードルは一気に下がります。
② ドンデットか、コーン島か
シーパンドンには主に2つの滞在拠点があります。
賑やかでパーティ色の強い「ドンデット島」に対し、私が選んだのは、かつてフランス人が鉄道を敷いた歴史が眠る、より静寂な「コーン島」。
自分が何を求めてこの最果てまで来たのか。その目的に合わせて島を選ぶこと。この「滞在の質」へのこだわりが、シーパンドンでの体験をより深いものにしてくれます。
2. メコンの深淵:ボートから眺める「4,000の島々」
ナカサンからコーン島へ。水面に近い目線で眺めるメコン川は、陸上から見るそれとは全く別の表情を見せます。
- 五感を揺さぶる疾走感: 水しぶきを上げ、マングローブのような茂みをすり抜けていくボート。エンジン音が耳を打ち、川の匂いが鼻をかすめる。
- 「島」という概念の再定義: どこまでも茶色く、力強い大河が育てた濃密な緑。ここは青い海に浮かぶ南国の島ではなく、大河の生命力が凝縮された、生命の塊のような島々です。
3. ヒロの視点:日常を脱ぎ捨てる「上陸」の儀式
「ボートに揺られて辿り着くそのプロセス自体が、日常を脱ぎ捨てて『旅の深部』へと潜っていくための、大切な儀式になります」
コーン島。ここには都会の便利さも、急ぐ理由も存在しません。
桟橋に降り立ち、大きなバックパックを背負い直した時、私は感じていました。
ビエンチャンから、サバナケット、パクセー。
数百キロにおよぶ南下の旅路が、この静かな島の風によって、一つの完成形へと向かっていることを。
水の音に包まれ、ヤシの木の影を歩き出した私の心は、これ以上ないほど澄み切っていました。
シーパンドン——ここが、私のラオス大縦断の、輝ける終着点に近い場所なのです。
ヒロ of ワンポイントアドバイス
【実戦的お役立ち情報】
次の目的地である南部最大の拠点「パクセー」へのバスは、サバナケットのバスターミナルから午前中に複数本出ています。
– 出発時間(目安): 7:00、9:00、10:00、12:00(※時刻表や運行状況は現地で要確認)。
– 席を確保するため、到着後や早朝の散策前に窓口の場所と時刻を確認しておくことを推奨します。
パクセーはラオス最南部「シーパンドン(4000の島)」への観光拠点です。
– 注意点「島と名前の混乱」:
– ドン・コーン(Don Khon): 滝やフレンチコロニアルの橋がある観光の島。(※私達が宿泊した方)
– ドン・コング(Don Khong): 一番大きく静かな島。
– 発音が非常に似ており、現地の窓口でチケットを購入する際によく間違われます。必ず「予約しているホテルの名前」や「行き先のスペル(文字)」を見せて確認してください。
– ジョイントチケット料金: パクセーからのミニバス+ボート代込みで 65,000キープ(約850円)※当時の価格。ホテル周辺のツアーデスク等で簡単に手配できます。
ナカサンでのボート乗り換えは、非常に多くの観光客で混雑することがあります。自分のボートを間違えないよう、チケットをスタッフに見せながらしっかりと確認しましょう。また、ボートの船底に置かれた荷物は、水しぶきで濡れる可能性があります。大切なカメラや電子機器は必ず防水バッグに入れるか、手荷物として抱えておくのがプロの鉄則です。