【この記事のハイライト:ヒロ’s解説】
ドォォォォ……。
2014年3月28日、コーン島の主、ソンパミットの滝(通称リ・ピの滝)。
自転車を停めて歩き出した瞬間、空気を震わせる巨大な胎動が聞こえてきました。
「リ(漁の仕掛け)」が「ピ(悪霊)」を捕らえるという伝説を持つ、メコンの本性を剥き出しにしたような激流。
茶褐色の奔流が岩畳を叩きつけ、真っ白な飛沫となって舞い上がる圧倒的なエネルギー。
しかし、そのすぐ先には嘘のように穏やかな「メコンビーチ」の静寂が広がっていました。
破壊的なパワーと抱擁のような優しさ。
大河メコンが併せ持つ「生」の二面性に圧倒された、シーパンドン最大のハイライトをお届けします。

2014年3月28日(金)
暑い
今回泊まっているパンゲストハウスは朝食が付いていないので、どこかで適当に食べよう!と思ったのですが、結局宿前のレストランで朝ご飯を食べる事にしました。
ライススープにした。
スープの中にご飯が入っています。
優しい味で、朝にはちょうどいい!
玉子も入っていておいしかった~。
ライススープ 15,000キープ
ホットコーヒー 5,000キープ
ごちそうさま
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デット島へ渡る橋の手前で入場料を支払う
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少し宿でゆっくりしたので、そろそろぶらりしようー!
パンゲストハウスを出て右に歩いて行くと学校があり、昨日行ったコンパーソーイの滝への道がありますが、今日はさらに先まで行ってみます。
橋が見えてきた!
この橋を渡ると Don Det(デット島)に行けるんだね~。
まずは、橋を渡らず真っ直ぐ行ってみま~す。
おっと、なんか橋の所に小屋があり、チケットと言っている。
え?Don Detではなく、真っ直ぐ行くよー!
どうやら同じDon Khonですが、通行料?
入場料?がかかるみたい・・。
25,000キープ×2人
しかし、橋の近くのゲストハウスやレストランに行く場合でもかかるのだろうか?
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ソンパミットの滝まで2キロ!歩いてみる
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チケット小屋の前にはがあって、
ソンパミットの滝はこの場所から2km、
イルカが見られる所は大体4㎞の場所みたいだ。
イルカは4kmもあるのか~往復8キロ・・・。
遠いな~。
自転車を借りていればよかったんだけどーー;
イルカはあきらめよう。
さてと、チケットを購入したし行くか。
道なりに歩いていると、道が分かれていて看板があった!
右に行くとソンパミットの滝、そのまま道なりに行くとdolphin watching のようだ。
滝を目指します!
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ソンパミットの滝に到着
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看板の所から10分位歩いた所に、Somphamit Waterfall(ソンパミットの滝)の入口がありました。
先程のチケットを見せると、奥で見せてと笑顔で言われたので、奥の所で見せたらチケットの端の方を切り離された。
ん?あれ?もう一度チケットの半券をよーく見てみると、ソンパミットの滝の入場チケットだったよ。
橋の所でチケットを受け取った時は、ちゃんと見ていなかったので気がつかなかった~。
ソンパミットの滝の入場込みだったんですね~。
しかし、滝に行かない人はどうなるんだろう?
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記念に恒例のチケット写真撮影
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ちょっと、チケットの写真を撮りたかったので
半券を返してもらったら、係りのお姉さんが写し
やすいようにチケットをセットしてくれました。
こんな事をする人はいないと思うので、はじめ
びっくりしていましたが、笑顔で対応してくれましたよ。
ありがとうございます。
写真を撮ったので載せま~す。
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整備された道を抜けると大きな滝が見えた!
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入口から歩いて行くと、おーっ!
昨日のコンパーソーイの滝近くの竹林とは違う~!
たくさんの竹のアーチが作られていて、歩きやすくなってるよー!
ソンパミットの滝は、入場料がかかるだけあって人の手が加わっているんですね~。
竹のアーチを抜けると、わーっっ!すごーい!
滝だ!!
ゴォーーッゴォーーとすごい音が響いている。
滝は竹で出来た簡単な柵から眺められるようになっていて、所々にDANGEROUSと書かれた看板があります。
柵から眺めていると、ゴツゴツした岩が出ていて滝は少し離れていますが、川が流れていてすごい迫力!
見応えありですよ。
今回は乾季だったのですが、雨季には岩が隠れてしまうほどの水量で、もっともっとすごい迫力の滝が見れるんでしょうね。
柵の所も近づけないくらい、すごいんだろうな~。
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ちょっと離れたところにビーチがある
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眺めながら、先を歩いて行くとビーチがあります!
欧米系の方が泳いでいる?と言うより、浸かっている!
昼間で暑いので、気持ち良さそう~。
水着持って来れば良かったかな~。
泳ぎたい場合は、水着持参で行ってみてね!
近くにはレストランもありますよ。
さてと、そろそろ移動しよう。
来た道をぶらい歩いていると、水牛が散歩してる。
大きい角もあるので、ちょっと怖い感じ~。
邪魔しないように、そっと通ったよ。
橋の所に戻って来た。
1. 旅人の眼識:伝説の激流と「メコンビーチ」の対比を味わう戦略
ソンパミットの滝を訪れる際、単なる風景美としてだけでなく、そこに流れる「エネルギーの質」の違いを感じ取ることが重要です。
① 「リ・ピ」に込められた畏怖と祈り
「悪霊を捕らえる罠」という異名を持つこの滝は、メコン川の主流が狭い岩場を一気に流れ落ちる、地球規模のダイナミズムを象徴する場所です。
入場料35,000キープ(約450円 / 当時)を払ってでも、その轟音と振動を肌で感じる価値は十分にあります。
柵のない岩場に立ち、足元から伝わる大地の震えを感じる。
そこには、人間が到底抗うことのできない大自然への畏怖と、それを受け入れて生きてきたラオスの人々の深い精神性が宿っています。
② 激流の後に訪れる「メコンビーチ」の救済
圧倒的な破壊のエネルギーを見せつけられた後、下流に広がる穏やかな砂浜への転換は、旅人にとって最高の救済となります。
さっきまでの地獄のような奔流が嘘のように、旅人たちが大河の畔でゆったりと水に浸かっている光景。
午前中に滝の迫力に圧倒され、暑くなる昼過ぎにビーチで涼む。
この「動」と「静」のコントラストを一日の中で体験することこそが、ソンパミットの魅力を最大限に引き出すための理想的な立ち回りです。
2. 境界の感触:地鳴りのような轟音と、砂浜の静寂
猛烈な飛沫の舞う滝から、穏やかな波打ち際へ。その境界を越える瞬間の変化が五感を刺激します。
- 五感で感じるソンパミット:
地面を震わせるような、低く重い地鳴りのような滝の轟音と、岩にぶつかり白い粒となって空中に舞う激しい飛沫。
滝を包み込む湿った空気の冷たさと、その中に時折現れる小さな虹の欠片が、視神経を優しく刺激する瞬間。
滝が見えるカフェでビアラオのボトルを傾け、喉を駆け抜ける冷たい苦味と共に、目の前の激流を無言で見つめる旅人たちの背中。 - 「水」の二面性:
激流を離れ、白い砂浜に打ち寄せる穏やかな波の音。大河とは思えないほどの清らかなせせらぎ。
水に足を浸した瞬間の、適度に温かく、けれど火照った身体を優しく包み込んでくれるメコンの水の柔らかな感触。
それは、大自然の「激しさ」と「優しさ」の境界線を同時に踏み越えていくような、深い精神的な解放の感触なのです。
3. ヒロの視点:理屈を超えた「解放」へのチケット
「『ソンパミットの滝は、単なる観光地ではなく、メコンという生命そのものの脈動を感じる場所です。35,000キープという金額は、この地球規模のドラマを特等席で眺めるための、ささやかなチケットに過ぎませんでした』」
滝の飛沫を浴びながら、僕はそう確信していました。
理屈を超えた破壊力と、それを包み込む静寂。
その両方が同じ一つの大河の中に流れている不思議。
僕たちはラオスの最果てで、メコンが語る壮大な「生」の物語を全身で呼吸し、昨日までの自分を脱ぎ捨てるような、清々しいエネルギーを受け取っていました。
ヒロ of ワンポイントアドバイス
【実戦的お役立ち情報】
※2013年12月に完成した「第4タイ・ラオス友好橋」を利用した新しい国境越えのルートです(以前は小舟でメコン川を渡っていました)。
1. タイ出国: チェンコーン市街からトゥクトゥク(約50バーツ等)でイミグレーションへ向かい、出国カードとパスポートを提示して出国します。
2. 橋を渡る専用バス: 出国ゲートのすぐ先に待機している「橋を渡るための専用シャトルバス(約20バーツ)」に乗り込みます。
3. ラオス入国: 橋を渡った先のフエサイ(Houayxay)側イミグレーションで降車。入国カード(Arrival Card)を記入し提出します。(※日本のパスポート(15日以内の滞在)であれば事前のビザ取得は不要ですが、土日祝日や時間外の手数料などで少額の支払いを求められるケースがあります)。
中心地から約6km〜7km離れた場所にある滝です。
– 道のり: 大通りを外れると未舗装の激しいデコボコ道(ダート)になり、自転車ではかなり体力を消耗します。
– 入場料: 1人 10,000キープ(入り口で支払い)。
– 見どころ: 乾季(12月〜4月頃)は水量が極端に少なくなるため、迫力のある滝を期待していくとがっかりする可能性があります。道中ののどかな田園風景や地元の人たちとの交流を楽しむトレッキング感覚で行くのがおすすめです。
パクセーはラオス最南部「シーパンドン(4000の島)」への観光拠点です。
– 注意点「島と名前の混乱」:
– ドン・コーン(Don Khon): 滝やフレンチコロニアルの橋がある観光の島。(※私達が宿泊した方)
– ドン・コング(Don Khong): 一番大きく静かな島。
– 発音が非常に似ており、現地の窓口でチケットを購入する際によく間違われます。必ず「予約しているホテルの名前」や「行き先のスペル(文字)」を見せて確認してください。
– ジョイントチケット料金: パクセーからのミニバス+ボート代込みで 65,000キープ(約850円)※当時の価格。ホテル周辺のツアーデスク等で簡単に手配できます。
ルアンパバーン郊外にある、メコン川の支流ナムカン川の中洲のような場所にある美しい段丘状の滝です。
– 行き方と料金目安: 市内からソンテウをチャーター(往復約15万キープ)して専用の船着場まで行き、そこからボート(チケット約15,000キープ)に乗って滝の入り口へ向かいます。
– 季節による水量の劇的な変化: ラオスの滝は雨季〜乾季の始まり(7月〜12月頃)はエメラルドグリーンの豊富な水流が美しく泳ぐのに最適ですが、乾季の終わり(2月〜4月頃)に行くと完全に水が枯れて岩肌が露出していることが多いため、訪れる時期に注意が必要です。
ソンパミットの滝(リ・ピの滝)を訪れるなら、午前中の早い時間帯にサイクリングで向かうのがおすすめです。
滝の迫力を楽しんだ後、太陽が高くなる頃に敷地内の「メコンビーチ」へ移動すれば、最高のリラックスタイムを過ごせますよ。
足元は岩場で滑りやすいため、サンダルよりもストラップ付きのスポーツサンダルが「生存戦略」の鉄則。
また、滝の周辺には柵がない場所も多いので、絶景を撮る際も深入りしすぎないよう注意してくださいね。
カフェでのビアラオ休憩は、滝の見える特等席を確保するのが通の楽しみ方。
轟音をBGMに、冷えたビールで喉を潤しながら、大河メコンの脈動をじっくりと味わってください。